刀剣にはランクがあり相場の変動を除き、価格設定はわかりやすいです。さまざまなチェックポイントがあります。
刀にはランク付けがしてあります。古来からあるランクがあり切れ味を元にした最上大業物、大業物、良業物、業物とあって、出来の良さのランクは最上作、上々作、上作、中上作とあります。
作者もチェックポイントです。正宗や村正などの人気の作者のものは高値がつきます。無銘の刀鍛冶であっても、刀の質がよければ高値がつくことがあります。
見た目の装飾や細工が施されているは、見た目の美しさから美術品としての価値が上がるため、高値がつきやすいです。
刀の状態も鑑定士がみるポイントです。日本刀を観賞用としている方には刀紋の出方に好みが分かれます。錆があるかないかも価格に影響します。錆はマイナス査定ですが、打ち傷は誉れ傷と呼ばれ一概にマイナス査定になるわけではありません。